平成29年1月11日
東京建物株式会社
代表取締役社長 野村 均 殿
吹田市古江台1丁目中部自治会
会長代行
拝啓 貴社益々ご隆盛の段お慶び申し上げます
さて、今回書状を差し上げることにつきましては、貴社と東急不動産株式会社、パナホーム株式会社の共同事業である大阪府吹田市古江台5丁目におけるマンション建設「仮称吹田古江台5丁目計画」の件であります。窓口企業の東急不動産株式会社関西住宅事業部と我々地元関係住民が計画につき調整を行っておりますが、その対応につきましては地元の建築ルール等を無視した強引なものでありその進め方については大変不誠実と感じております。
交渉状況は総て共同企業3社の総意でありすべて了承されているとの事としております。その発言内容は東証1部上場優良企業の対応としては信じがたい内容であります。
ここに幹事社である東急不動産株式会社の親会社である東急不動産ホールディングス株式会社社長宛て照会いたしておりますのでその内容の文書コピーを同封いたします。当然貴社におかれては受託企業としてその社会的責任の一端はあり、大変重要なものと思料いたします。その内容につき貴社の方針を確認させていただきたく思います。
東京建物・パナホームの考えも100%忠実に代表していると言う東急不動産、窓口事業説明会社ヘイセイエステート社の発言(東急不動産ホールディングス株式会社社長への文書コピー参照)は貴社の企業統治・理念に照らしても問題はないのでしょうか。重ねて申し上げれば共同3社は緊密に連絡を取りあって我々関係住民に対応しているとの東急不動産の発言は真実なのでしょうか。
ニュータウン開発以来行政と協力して営々として築き上げてきた地元ルールは簡単に無視されてよいのでしょうか、貴社のご見解につき至急ご回示くださいますようお願いします。
末筆ながら我々関係住民はマンション計画を排除するつもりありません。今後入居される住民と末永く共存共栄できる地域創造を期待しているものです。経営者として賢明な御判断をされる事を期待したいと思います。
敬具
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